Gumroadを試す
最近、話題になっているGumroadを試してみた。
Gumroadは、オンラインでデータの売買が出来るサイト。
売ってみる
写真のデータなら売りやすいかな、と考えた。3つのURLをもらった。
結果、売り上げ0で惨敗。
当たり前の結果だと気がついた。写真などGoogleで画像検索すれば、何枚でも手に入る。わざわざ、Gumroadで買う人がいるとは思わない。
写真を売るのは難しいか・・
買ってみる
売るのが難しいなら買ってみよう、と思った。
お猿さんの写真を買ってみた。
結果、買うのも難しかった。買うためには、クレジットカード番号が必要。しかも、買うたびに入力。手間がかかる。PaypalかGoogle Checkoutに対応して欲しいところ。
何が売れるのか?
何が売れるのか。fladdictさんのブログ記事によると、以下の物が売れそうだ。
- 飲み会マネージメント
- プレゼン資料
- Ustreamのアーカイブ
- プレミアムコンテンツ
- 内輪で使う
- プロフェッショナルなデータ
私が考えたのは以下の物。
- ソースコードやサイト素材
- ブログのiBookデータ
- 寄付のおまけ
ソースコードやサイト素材は著作権の関係もあって、自由に扱える物が手に入らない事が多い。「自由に扱える権利」を買う人がいると思う。
ブログの記事をiBookデータにして出版する。きれいに整形するだけでなく、追記もする。これは有名なブログでないと難しいかも。ペット系ブログなら、ペット写真集の出版ができる。
あとは、寄付という意味での売買。寄付のおまけとしてデータを渡す。プラスアルファの一品のために使う。
将来に期待
Gumroadでの売買は、自分で買い手を見つける必要がある。上記の考えも「買い手を見つけるのが難しい」が前提となっている。だから、データ以外の価値が必要になったり、需給が偏っている希少価値データが売れると考えている。
しかし、買い手と売り手が簡単にマッチするなら、難易度は下がるはず。つまり、簡単に買い手が見つかるようにすればいい。
例えば、販売写真の一覧がある。写真を眺めながら、良い写真を探す。良い写真が見つかれば、ワンクリック(30円)で買う。iTunesで音楽を買うように、簡単にデータを買えるようなイメージ。こうなったら、意外と活用されるかもしれない。
Gumroadはコンセプトが面白い。
今後の成長に期待できるサービスだと思う。
あと、誰か買ってみませんか?(笑)