ClineでGitHub MCPを試した
今、流行りのClineを試してみました。ClineでGitHub MCPサーバーを設定してみました。
Clineとは
VS Codeの拡張機能で、AIと対話しながらコーディングできるツールです。人間の指示通りにAIがコーディングしていく感じになります。仕様を伝えたら勝手に作ってくれる感じです。
こんな感じのやり取りになります。
- 人間:タイマーアプリを作って。HTMLでブラウザで動くもの。
- Cline:index.htmlとhoge.jsとhoge.cssがないので作成します。内容はこのようにします。(プレビューが表示される)
- 人間:Approve
一気に世界が変わったな、と思いました。まずはAIにコーディングさせて、いまいちなところを人間が修正するような世界になりそうです。
GitHub MCP
最近、流行っているMCPも設定してみました。
GitHubのものが一番上にあったので試しました。Git操作やプルリクエスト作成を指示することが可能です。
自分の環境は以下の通りです。
- Microsoft Windows [Version 10.0.26100.3775]
- Node.js v22.15.0
- Cline v3.13.3
Clineの画面からMCP Servers > GitHubを選択してインストールします。Cline自身に設定させることもできるようですが、自分は「Error: spawn “npx” ENOENT at notFoundError」のようなエラーが表示されて動きませんでした。
Windows環境なので、以下のように設定を書き換えたら動かすことができました。この設定ファイルは MCP Servers > Installed > Configure MCP Seervers というところで表示できます。
{
"mcpServers": {
"github.com/modelcontextprotocol/servers/tree/main/src/github": {
"autoApprove": [],
"disabled": false,
"timeout": 60,
"command": "cmd.exe",
"args": [
"/c",
"npx",
"-y",
"@modelcontextprotocol/server-github"
],
"env": {
"GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN": "自分のものを入れる",
"YOUR_GITHUB_USERNAME": ""
},
"transportType": "stdio"
}
}
}
プルリクエスト作成をお願いしたら、ちゃんと作ってくれました。
スクリーンショットです。
投稿日 2025年05月03日