オブジェクト指向入門書
Twitterで素晴らしいツイートを見つけた。
新しい技術に飛びついて試食も悪くないけど、5年先も生き残るであろう技術を幹にしてその枝先を追いかけるようにしないと、根腐りして技術が死ぬと、ご飯食べれないよ。
— コラーゲンたっぷりさん (@uupaa) July 28, 2012
あとテストを設計できないとか、仕様を図式できないプログラマーは、Web業界以外では本当に無価値な存在だから、将来どうなるかわかんない新着キーワードを追いかけて土日を浪費するより、ソフトウェア工学を学んだほうがいいと思う
— コラーゲンたっぷりさん (@uupaa) July 28, 2012
確かにそのとおり。目先の流行りの技術ではなく、しっかりとしたソフトウェアの基盤技術を身につけるべきだと思う。すごく身にしみる・・
身につける技術とは
ソフトウェアの技術といっても多々あるが、抑えておくべきは「オブジェクト指向」だと思う。プログラミング言語は代替可能であるが、オブジェクト指向は大きなトレンドだ。オブジェクト指向を学ぼう。
オブジェクト指向で迷える人のために、オブジェクト指向の入門書を紹介しよう。
(初めの3冊は入門書で、最後の2冊は難しい)
オブジェクト指向概要
翔泳社
売り上げランキング: 72011
概要を学ぶための本。「データと振る舞いは、同じクラスにしましょう」や「継承とは」という事が分かれば良い。あくまで、オブジェクト指向の概要が分かれば良いと思う。
オブジェクト実践
ソフトバンククリエイティブ
売り上げランキング: 8467
オブジェクト指向的なプログラムを書くために、始めに手をつける本(Javaの勉強は終わっている事)。デザインパターンはテクニック集なので、少しずつ実践していくと良いだろう。継承やインターフェースに慣れると良い。
オブジェクト実践2
ピアソンエデュケーション
売り上げランキング: 34830
デザインパターンを学んだはいいけど、どういうところで使うかが分からない、という事になる。そういう時期に読むと良い。この本には、デザインパターン以外の事もたくさん書いてあるが、すごく役に立つので読んでおくべし。
アーキテクチャ
翔泳社
売り上げランキング: 245922
設計とアーキテクチャについて書かれている名書。ある程度の実戦経験があると、いろいろな点で納得できる内容だろう。デザインパターンは一部の設計だが、こちらは全体の設計について書かれている。
ドメインモデリング
翔泳社
売り上げランキング: 85038
いよいよ本命。ドメインモデリングについての本。詳細は「[ 技術講座 ] Domain-Driven Designのエッセンス 第1回」を参考にすると良いだろう。
(私は、まだ読み切れていないので、適当な事は書けない。上記のサイトを読んでいるだけでも非常に参考になるので紹介した。)
「Software Design 2012年8月号」で「エンジニアのパワーアップ読書」という特集が組まれている。その中の紹介者の一人が、この中の4冊と同じ本を紹介していた。「やっぱりそうなるよね」と思った。
本を読んで勉強も大切だけど、やっぱり実践で身につく物が多い。本を参考にして、実践あるのみ!