ブルータスの心臓

ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)
東野 圭吾
光文社
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ずいぶんと昔の本だけど、読んでみたら面白かった。

ストーリーの導入はこのような内容(ややネタバレ)。

ここからの展開が気になって眠れなかった。

3人(A, B, C)が行う殺人計画。Aが大阪で殺して名古屋に運ぶ。Bは名古屋から厚木へ運搬。Cが厚木から東京へ運搬して、東京で遺棄する。

BとCは死亡時間にアリバイがある。Aには、東京へ運んで大阪に戻ってくるだけの時間がない。3人の共謀が分からなければ、アリバイは崩れない。

そして計画は実行される。主人公(B)は計画通りに死体を載せた車を見つけ、厚木に向かう。厚木に到着し、Cに死体を渡す時、死体が女ではないことに気がつく。その死体はAだった。

という内容から始まる小説。おすすめ。

投稿日 2013年05月11日